wakuwakuMOOMINのブログ

6年の不妊治療を経て、妊娠、出産、その後、雑記を綴っています。

産休・育休って素敵でたくさん恩恵を受けているけれど、反対側から見るとまだまだ何とも言えないと思う

こんにちは、wakuwakuMOOMINです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

ちょっと前のニュースなんだけれど

資生堂が育児のための時短制度を辞めたみたいな記事を読んだ

基本保育園のお迎えがあるから

遅くとも6時には会社を出ることになる

その6時は

デパートなんかの販売員にとっては

まさに繁忙期の時間帯なのだそう

 

制度を利用する人が多く、

回らないため

泣く泣くの処置だみたいなことが書いてあった

 

誰かが子どもを育てる代わりに

私は常に残業

出逢いなんかあるわけがない

みたいな社員さんの叫びも書いてあった

 

実際産休・育休の恩恵を受けている私は

なんだか

うっと

心が痛んだ

 

産休・育休って本当に素晴らしい制度だ

でも取る側としては最高でも

まだまだ改善するべきところは山積みだと思う

 

だって実際私も

自分がいなくなるまでに

新しい先生が決まるかどうか

もう本当にひやひやしていた

私が産休に入ったのは1月

1月から子どもたちを見てくれるなんて人いるだろうか

1月なんてもっとも異動のない時だ

決まった時は心底ほっとしたのを覚えている

 

だって決まらなかったら

今いる職場の誰かが

自分の仕事をしながら

私の仕事も掛け持ちしなければならない

反対の立場だったらぞっとする

 

実際一人臨時採用の方が来てくれたのだけれど

担任の仕事ではない

○○部みたいな仕事はすべている人たちに

今持っていた自分の仕事を全部分けて産休に入った

 

土日に

お休みのところすみません

○○についてなんですけど…

って連絡がくることもあった

 

あー!!!申し訳ない!!!

申し訳なさすぎる!

 

罪悪感に耐え切れず(自分が楽になりたいがために) 

すみませんというと

決まって職場の先輩に怒られた

そんなこと気にするな

みんなで協力してなんとかするから

仕事のその後なんて全く考えなくていい

自分の母体を第一に考えなさい

と何度も言われた

 後輩は

任せてくださいと言ってくれた

私はすごく恵まれた職場にいたけれど

人によっては

時短をとる時に

すごく嫌なことを言われたと聞いたこともある

 嫌なこという人の立場もなんとなくわかる

 

私自身も産休の方がいなくなって

そのフォローにあたふたした経験をもつ

心からおめでとうを言いたいけれど

自分の仕事の負担増を考えると

おめでとう!とは言ったけど
…の気持ちが残ったのも事実だった

 

だってwinwinじゃないじゃないか

制度を活用している人も

活用していない人も

幸せな制度じゃないじゃないか

 

発展してきている企業は軒並み

winwinの制度をうまく構築できた企業だと思う

自分だけが幸せじゃなくて相手も幸せである

この状態がいい循環を生む

 

でも産休・育休制度って

その循環あるかなあ

どうしたらそのwinwinが構築できるのか

真剣に考えないと

日本の少子化って進むだけだと思う

 

特にいい案が浮かぶわけでもないのだけれど

とにかく今は産休・育休をとれていることを

当たり前だと思わず

心から感謝しなければとふと思った