wakuwakuMOOMINのブログ

6年の不妊治療を経て、妊娠、出産、その後、雑記を綴っています。

歩いて血糖値を下げよう

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こんにちは、wakuwakuMOOMINです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

6年の不妊治療を経て、妊娠、出産、その後を綴っています。

 

今日のテーマは、

血糖値を下げるために始めた散歩。のために、

ダウンロードした万歩計アプリについて。

のち、関係ない小話です。

 

 

 

トリマって最高やん!

 

境界型糖尿病と診断されてから再開したものは、

散歩だ。

娘を抱っこ紐に入れて歩くと結構な運動量になる。

 

そんな散歩が日課になったある日、

テレ東の夜の経済ニュース、WBSワールドビジネスサテライトを見ていたら、

歩いた数と移動距離でポイントが稼げるアプリを紹介していた。

 

「トリップマイル=トリマ」だ。

 

歩くだけでマイルがたまる。

30000マイルたまると、アマゾンや楽天の300ポイントになる。

なにこれめっちゃいいやん!!

私のためのアプリやん!

と思ってダウンロードした。

 

いそいそと使い始めた日、ある男を思い出した。

 

腰巾着という名がふさわしい男

 

私には、弟はいないが、

弟分みたいな存在がいる。

 

彼と出会ったのは、私が大学で助手をやっていた時のことだ。

その助手というのは、小学校教員の資格をとるための講義の補助をする。

植物を見たり、解剖をしたりする準備と、実験の補佐をする仕事だった。

 

私には、リッチにも畳2畳分くらいの部屋があった。

 

そこに何の気なしに出入りし、やがて入り浸った生徒がいた。

腰巾着男の誕生だった。

彼は、母親から作ってもらった弁当をもって、

昼時に現れる。

私が、

「君、友達いないの?」

と聞くと、

「それがいないんだよね!!」

とさわやかにいった。

間髪入れずにいうから、いっそすがすがしい。

そして、やたら実験準備の手伝いをしてくれる。

なんて便利なんだ。

彼は、私がその助手をやめるまで、

私の後をついて回っていた。

腰巾着という名前が似合う男を私は他に知らない。

 

久しぶりの再会

 

そんな腰巾着に久しぶりにあったのは、

コロナが始まる前だった。

 

当時私がドはまりしていたサムゲタンを一緒に食べながら、

 

「俺、wakuwakuMOOMINと会わない間に、奥歯差し歯になったよ!」

 

「最近家を建てたんだけど、奥さんの実家に近いほう選んだら、

 会社まで片道2時間半かかるようになった!」

 

「寝るのは1時頃、起きるのは4時ごろかな!」

 

「始発から4つ目の電車に乗ってるよ!」

 

「昼は、カップラーメンだよ!」

 

「休みの日、子どもと奥さんがいないと何していいかわかんないんだよね」

 

といった。

 

私は、

 

「君そろそろ死ぬんじゃない?」

 

と言った。

 

そうだ!トリマを進めてやろう

 

トリマをやっている最中そんな腰巾着不幸男のことを思い出した。

 

彼の通勤にかかる距離は、

「この前、会社まで何駅分あるか暇だから数えたんよ、いくつあったと思う?」

「松井の背番号、55!」

らしい。

 

彼はあっという間にマイルをためられるじゃないか!

よし教えてやろう!

と連絡した。

 

フフ、既にインストール済みですよ

 

と連絡は、返ってきた。

 

私が使い始めたのが5月3日、

今たまっているマイルはようやく11090マイル

よくできたアプリだぜ!そう簡単に30000マイルとか行かないぜ!

と思っていた。

 

対して、

腰巾着のマイルは、

なんと使って3ヶ月で17万マイル。

衝撃的マイル。

 

マイルが貯まるのは魅力だよね。でも使ってみて絶望感を感じやすくなった!

1日の移動距離が通勤片道120キロ!

 

と返ってきた。

 

文字の哀愁がすごい。

 

トリマってこういう人も結構いるんじゃ…

 

私のトリマの使い方は、全うだ。

一方で、この長距離電車移動男のような人は、実は結構いるんじゃないだろうか。

 

トリマの開発者は言っていた。

トリマを作っているのは、地図を作る会社だ。

トリマを使って散歩をしている中で、

地図のアップデートが行われる。

ただ、120キロの移動距離は、毎日同じ場所を刻んでいるのみだ。

 

まあ、トリマは広告をたくさん見る仕組みを作ることで、

上手にスポンサーを確保しているから大丈夫だと思うけど…

トリマの今後に注目したい。

 

連絡中、腰巾着男は言った。

 

「悲しいけど、幸せだよ」

 

文字の哀愁がすごい。

 

よかったよ。

腰巾着不幸男とかいって悪かったよ。

不幸は人が決めることじゃない。

 

とにかくがんばれ、弟よ!

 

心から応援している。