wakuwakuMOOMINのブログ

6年の不妊治療を経て、妊娠、出産、その後、雑記を綴っています。

破水してから出産まで③

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こんにちは、wakuwakuMOOMINです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

6年の不妊治療を経て、妊娠、出産までを綴っています。

 

昨日ガッキーが結婚してとってもうれしかった。

テレビにあまり興味がない夫が、

 

「ガッキーが結婚でショックすぎる…」

というツイッター記事を見て

 

みんなショックなんだね

だってまったく関係ないじゃん!

って言ってた。

 

確かに、まったく接点ないのにショックっておもしろいと思ったけれど、

 

みんなパワーもらったり一緒にドラマで泣いたりして

共に生きてきたんだよ!

とも思った。

 

 

今日は昨日の続き!

ようやく産まれます。

 

今、何時ですか

 

夕方、もう意識が自分の痛みにしか集中できなくなった頃、

今は一体何時でいつになったら

この痛みから解放されるのか目安をふと知りたくなった

 

「今、何時ですか。」

 

助産師さんに聞いたら

 

「5時よ〜」

 

と言われた。

思ったことは、

あと2時間もあるのか〜

でもあと2時間でこの痛みから解放される!

がんばろ!

と思った。

自分の目標7時を勝手に守り、

「あと、2時間で出るよ!」

と赤ちゃんにも言った

 

陣痛間隔数分の恐怖

 

ここからは今思い出すだけで痛い

 

助産師さんが途中

「トイレまで行ってみよう」

とかいうので、

 

なんでだよ!

なんでだよう

 

と思いながらトイレにいった

今考えると分娩を早めるためだと思うけど、

まじで行きたくなかった

 

もう分娩台に行きたい

 

時間は定かじゃないけれど、

もうこの頃には

いきみの感覚が出てきて

自然と力が入ってしまっていた

 

ここでいきみ逃しが出来る人は

ほんとうにすごいと思う

助産師さんを何度も呼んで

 

もうでます!

宣言を何度もした

 

そのたびに

もうあとちょっとだねー頑張ろうねー

と言われた

 

ちょっと意味がわかりません

早く連れてってよー!

もう出るよ!

 

ここらへんから

髪をむしり始め、若干泣き始める

 

泣いても痛み変わらないから

あとちょっとだから頑張って

 

と何度も言われた

そんなことわかってる

でも痛いんだよ!

と思った

 

助産師さんは、毎日この、

もう人としての思考を失った

人間の極限の状態と共に過ごしてるのかと思うと、

人に戻った今は頭が上がらない

 

2度のいきみ

 

ついに!

頭が出てきてるから

分娩台いってみようか

と言われた

 

もうめちゃくちゃうれしかった

 

陣痛がひいているときに

歩いて分娩台へ

 

いきんでいいと言われて

うれしかった

 

赤ちゃんの周りにへその緒がまきついてるから

会陰をちょっと深く切りますね

と言われた

 

もうどうでもいい

早くしてほしい

 

1回目のいきみで

身体がぐいーっとでてきて、

2回目のいきみで

産まれた

 

分娩台にのってから15分

 

7時14分

赤ちゃんは私との約束をちゃんと守った

なんて偉いやつなんだ

 

産んだ後も私は体のこわばりが収まらず、

血圧を測った時

血圧計のベルトがパンっとなってはちきれた

 

一回泣いた後

特に泣くこともなく

じっと私を見る赤ちゃんを見て

 

うれしい!

とか

ようやく会えたね!

とか

そういう感じじゃなく、

 

出逢ったことがあるようなひさしぶりに逢ったような

不思議な気持ちになった

 

ひさしぶり、これからよろしくね

次の日から私にとって新たな時代が始まった